【初期の携帯電話について】
初期の携帯電話について
今ではiPhoneなどを中心にスマートフォンを持っているということは、けして珍しいことではありません。携帯電話もスマートフォンも持っていないという人はあまりいないでしょう。今では携帯電話やスマートフォンを持ち歩くことができますが、初期の頃は簡単に持ち運びができるものではありませんでした。
今では同じものDoCoMoですがNTTが最初に携帯電話サービスを始めたのは1987年です。NTTから最初に発売された携帯電話はTZ-802型というものです。今のスマートフォンの重さはメーカーや機種によっても異なりますが、140g~180g前後というものが多いです。しかしこの最初の携帯電話の重さは約900gだったといいます。ですからはっきりいって携帯電話とはいえないでしょう。そんなものを持って出かける気になるという人は少ないでしょうからね。また、連続通話可能時間は約60分で、連続待受時間は約6時間だったそうです。
今とは大違いの携帯電話
TZ-802型の後に発売されたのが、TZ-803型という携帯電話です。この携帯電話は重さが約640gで、TZ-802型よりもだいぶ軽量化されていますが、それでも今のスマートフォンなどとくらべると4倍~5倍くらいの重さであったと言えます。ちなみにこのTZ-803型の方は連続通話時間が約40分。連続待受時間約9時間であったそうです。もしも現在このようなものがあったらおそらく誰も購入する人はいないでしょうね。
今でこそ男性であればポケットなどに入れて、女性であればバックなどに入れて持ち運ぶことができますし、電車などでもスマホを操作している人がたくさんいますが、最初から小型化、軽量化されていたわけではないのです。
徐々に改良が重ねられていき、小型化、軽量化に成功し、さらに機能なども充実するようになり今では電話がメインというよりは他の機能がメインとなりつつあります。今とは全然違うものだったのですね。初期の頃の携帯電話を見せられたら色々な意味で多くの人が驚くことになるでしょうね。
まとめ
今では当たり前のようにiPhoneやXperiaなどのスマートフォンを使用していますが、初期の頃の携帯電話は今とまったく違うものでした。重さは最初の頃は約900gと軽量ではなく持ち運ぶのにも不便でした。また、連続通話時間も非常に短く正直な話、携帯電話と呼べるようなものではありませんでした。そこからどんどんと改良が重ねられていき現在のような小型化、軽量化されたスマートフォンや携帯電話が誕生したのです。歴史を振り返ってみるものも面白いですよ。
参照サイトhttp://history-s.nttdocomo.co.jp/list_mobile.html
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